デビュー28年目で初めてチャレンジに降格した森下忠夫(47=高知)が失地回復を期している。

降班して5場所を走り、いまだ決勝進出がない。その背景を「チャレンジは、若手の機動型が風を切った後で急激にペースを落とす。こっちはそれに合わせてバックを踏むこともあり、走りが難しくなった」と説明した。

幸い、予選1Rの目標は94期の森佑樹。「森君ならね、昔の競走を知っている機動型だから安心」。少しだけ笑みを浮かべ、好スタートへ意気込んだ。