115期ルーキーの岩谷拓磨(22=福岡)が進化した。

予選から逃げて連勝。準決は番手の瀬戸晋作が仕事しやすいように別線の上昇を突っ張り、緩急が利いたペース駆けで押し切った。「要所でいい判断ができている」。デビュー当初の、力任せの走りではなくなった。

迎える決勝9Rも力が入る。「ルーキーチャンピオン(玉野3月8日)は補欠。出場する同期に前検で会うし、そこで堂々と胸を張るためにも、この決勝を勝ちたい」と意気込みを示した。