待ちに待った20年の青森開幕レースは、井上公利(38=宮城)が逃げ切りで制した。

1Rは全員が北日本地区所属。井上は赤板からの押さえ先行で番手・大内達也を振り切り、丸2周を逃げ切る文句なしの勝利を収めた。「かかりが良かったし、風がなかったのも良かったですかね。だいぶ決勝に乗れていないので、そろそろ乗りたい」と静かに喜びを語った。以前に比べて顔がシャープになった。「体重は変わっていないけど、見た目は絞れました」と、肉体改造の成果も実感していた。