高橋由記、1月以来の決勝は入着に集中/青森

高橋由記が単騎戦で活路を探る(撮影・野島成浩)

 前橋競輪で開催指導員をしている高橋由記(38=群馬)が1月西武園以来の決勝進出。昨年前期2班の意地を見せつける。

 連日、厳しい展開を克服して「こないだの寛仁親王牌でさ、S級のすごいコース取り、突っ込みを見たからさ。参考にね、なんて」とご機嫌だ。決勝7Rの三浦大輝や岩井良平は、開催指導員として走りっぷりを見ている。「三浦や岩井の走り方は何となく読めるし、牧田(賢也)は今回が初めてだけど、少し分かってきたかな。単騎で何とかしてみせる」。V取りは難しくても、入着に集中する。