坂本英一、一丸君と一緒だと特別競輪思い出す/玉野

差し切って1着の一丸安貴(左)と一緒に走り、「G1を思い出す」と感慨にふける坂本英一(撮影・秋山正則)

 一丸安貴(46=愛知)が1Rで渡会啓介マークから差し切り1着を決めた。まくる高橋俊英の反撃をにらみながら、渡会を2着に残す職人芸だ。

 一丸は「どんなレースでも1着はうれしい」と満面の笑み。別ラインだった坂本英一(50=栃木)は「一丸君と一緒だと特別競輪(G1)のころを思い出す。50になった今でも一緒に走れるのは幸せなこと」と感慨にふけっていた。