加藤寛治と大島将人、同着1着にも自分責める/前橋

1着同着が決まり、笑顔で握手する加藤寛治(右)と大島将人(撮影・栗田文人)

<前橋競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇初日◇31日

 加藤寛治(40=愛知)と大島将人(29=福島)が予選6Rで1着を分け合った。加藤は打鐘前先行した清水剛志に乗り、大島は後方からまくり気味に追い込み車体を並べてゴール。長い写真判定の末に同着となり、互いにホッとした表情を見せた。それでも加藤は「大島君の伸びがすごく、清水君を残せず悔しい」。大島も「(番手の)高橋(潤)さんを連れて来られなかったのは駄目ですね」と自分を責めた。1日の準決は加藤が5Rで自力勝負、大島は6Rで北3番手から、決勝進出を狙う。