国立大出身の異色レーサー堀江省吾は準決落車の反省を生かす/青森ミッド

準決の反省を生かしたい新人・堀江省吾(撮影・栗田文人)

<青森競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇2日目◇1日

新人の堀江省吾(24=長野)が反省を生かして汚名返上に出る。

チャレンジ準決3Rは前受けから中途半端に引き、他車と接触して落車。人気を裏切る結果に「申し訳ありません。あれほど(ペースが)緩んだレースは経験がなかったので…。うかつでした」と神妙な面持ちで振り返った。

国立の信州大卒のインテリレーサー。中学では吹奏楽、高校ではバドミントンに励んでいた。だが、大学で趣味で始めた自転車にはまり、その勢いでプロになった異色の選手。

幸いけがは軽傷で、フレームも問題なかった。最終日2Rを前に「自力で。しっかり走りたい」と力を込めた。