須藤誠は失格が響いて来期チャレンジ降格も「慌てず騒がず戦う」と自然体を強調/伊東ミッド

S級点数キープへ抱負を話す須藤誠(撮影・野島成浩)

<伊東競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇前検日◇13日

21年前期にS級だった須藤誠(37=千葉)が、切れを取り戻した。

今期は3月川崎、4月取手と2度の優勝。失格が響いたとはいえ、来期チャレンジに降格するとは思えない活躍だ。競走得点はS級ボーダーと想定される91点台半ばに迫る。「周りはいろいろ言うが、自分のペースを守るだけ。今期は来月まであるし、慌てず騒がず戦う。次は地元松戸(29~31日)だしね」と自然体を強調した。

同県同期でグレード戦線で活躍する鈴木裕を参考に、室内練習の方法を変えて伸びを手に入れた。初日特選9Rは南関3番手。当所は短走路でも強襲コースが多く、その走りに注目だ。