チャレンジ戦は6番車が奮戦!柴田昌樹も2着に踏ん張り準決も「また6番車だね」/伊東ミッド

好気合を見せている柴田昌樹(撮影・野島成浩)

<伊東競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇初日◇14日

チャレンジ戦は6番車の奮戦が目立った。1Rで北村匡章が、新鋭の塚本瑠羽と1着同着。2Rでは田中智也が、吉原友彦の後方まくりに続いて2着になると、3Rでも柴田昌樹(46=愛知)が2着と好走した。

その中で、レース内容は柴田が一番だった。赤板過ぎにトリッキーに仕掛けた疋田力也から一時は離れたが、内から追い上げて再び番手をキープ。そして疋田とワンツーを決めた。検車に戻ると表情を緩めて「点数がなくて(代謝から引退になると)諦めかけた。でも、もうちょっと悪あがきしてみる」と意気込んだ。

不振を招いた骨盤や股関節の故障が快方に向かい、かつての自在性を取り戻している。2日目準決3Rは、同県の牛田樹希斗マークで「また6番車だね」。笑みを見せて好走へ自信をのぞかせた。