寒さで凍える選手が多い中、太田瑛美は自信満々「私は平気です」と余裕たっぷり/青森ミッド

太田瑛美が師匠の萩原操さん(51期・引退)が描かれた千社札を手にして抱負を話す(撮影・野島成浩)

<青森競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇前検日◇5日

太田瑛美(21=三重)が好発進へ自信をのぞかせた。前検日の青森地方は冬の訪れが近いと感じさせるように、最高気温が16度止まり。選手の多くが寒さ対策を思案する中、太田は「私は平気です。地元の松阪も寒い時は寒いですから」と余裕たっぷりに話した。

いまデビュー2年目を迎え充実一途。直近4カ月のデータではまくりの決まり手が12本にのぼり、競走得点は自己最高の53点台半ばをキープする。そして来月下旬には、ガールズグランプリトライアルを控える。「先日は師匠(萩原操氏・51期引退)にお会いして、アドバイスとか言われなかった。頑張っているからかな」。姉の太田美穂(112期)に追い付き追い越せとばかり、トップスピードを高めた。ガールズ版・まくりのスペシャリストが、まずはガ予1・1Rで勢いを示す。