須永勝太が1年ぶり決勝進出に「マジでうれしい!」スランプ抜け出し喜びひとしお/京王閣ミッド

約1年ぶりの決勝進出を逃げ切りで決めた須永勝太(右)。左は2着の中川昌久(撮影・栗田文人)

<京王閣競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇2日目◇30日

須永勝太(32=福島)が昨年2月の和歌山以来、約1年ぶりの決勝進出を決めた。準決3Rで打鐘からたたいて先行。別線にまくらせず、番手にも差させず押し切ると「マジでうれしい!」と喜びを爆発させた。

1年前の和歌山は予選、準決と連勝で、決勝も1位入線の失格だっただけに「デビューして初めての失格だったし、すごいショックでした。あれが尾を引きましたね」と振り返る。その後のスランプが長かった分、喜びもひとしおだ。決勝も自力勝負。悪夢を振り払った須永の一発があるかもしれない。