<静岡競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇前検日◇23日
初日メインの予選7Rに5番車で挑む菊池崇訓(48=栃木)が、伏兵となる。
深紅にカラーリングされたフレームを携えて前検入り。この新アイテムがゴール前の伸びを呼んでいる。
「神山(雄一郎)さんの引退パーティーで当たったもの。色もメーカーも、神山さんの現役だった頃と同じなんです。セッティングも見ていただきました」
今年5月に開かれた神山雄一郎氏(競輪養成所所長)の現役引退パーティーで抽選会があり、菊池は栃木県内にあるメーカーから提供された「新フレーム引換券」をゲットしていたのだ。
「サイズをオーダーして、手元に届いたのが8月。その初戦(8月青森)はいきなり落車。でも、そこからはいい感じで踏めている。乗り心地がいいと言いますか」
8月青森を含めてここ4節は、1節2度に近いペースで確定板に載っている。新車効果は明らかだ。くしくもここ静岡は、神山氏が99年3月に日本選手権を制して3人目のG1グランドスラマーに輝いた地でもある。「静岡は神山さんに縁があるといっても、俺は…。予選は本線が強いし、厳しい戦いには変わりない」。表情を渋くしてインタビューを締めたが、展開不問で突っ込む姿も想像できるか。