<豊橋競輪:ミッドナイト競輪>◇F2◇前検日◇18日
S級でもパワフルな先行、まくりで十分に通用していた佐伯亮輔(32=岡山)が今期、23年以来のA級戦を走っているのには、はっきりした理由がある。
昨年の後期に、第1子の男の子が誕生。その時に“イクメン”になる決意をし、練習に費やす時間を減らした。成績は下降線をたどり降級となった。
「人生にはそういう時間が必要だと思った。最初の子供でもあるし、2人で育てたかった。妻は、そのために成績が落ちたことを謝ってくれたけど、そんな必要はないし、自分で決めたことだから悔いはない」。
子供が1歳になって、以前ほど手がかからなくなると、練習をほぼ元通りに戻し、再びS級で戦える日を心待ちにしている。
「いつもの通りに戦えたらS級復帰は大丈夫だと思う。子育てをしながらS級で頑張っている選手もいるだろうし、自分は情けないお父さんだったけど、これからはしっかりしたお父さんになりたい。そして、子供が物心ついたら自慢のお父さんになっていたい」。
イクメンレーサーが、まずは初日特選でパワーを全開させる。