鈴木竜士(24=茨城)が7月弥彦以来のG3決勝進出を決めた。準決10Rは、打鐘前から主導権を握ると、マークした諸橋愛の援護もあって2着に逃げ粘った。諸橋の失格判定で手放しでは喜べなくなったが「やっと先行選手らしい競走が出来た」と安堵(あんど)。

「前2日間が先行していなかったので、少し仕掛ける時に不安があった。でも、準決で駆けられたので、もう大丈夫。今回は(優勝を)取るつもりで来ていますから」。

先行で勝ち上がれたことで自信も回復。大きく飛躍した今年をG3初Vで締めくくりたい。