大村ボートでは、9月23日から始まるナイター開催に向けて、準備が進んでいる。照明のテストが行われると、ピット取材が終わった後も水面は明るい。

 そんな大村ではナイター開催よりひと足早く、すてきな夜が体験できるイベントが開催されている。「MEGASTAR~星空ワンダリング~」が5日から始まった。世界的なプラネタリウムクリエーターの大平貴之さんが手がけたプラネタリウムで、長崎には初上陸。上映時間は30分で「太陽系の旅」、「南半球への旅」が楽しめる。開催初日には約300人が訪れ、にぎわっていた。26日までの期間中に、6000人の来場を見込んでいる。

イベントホール内のドームでプラネタリウムが楽しめる
イベントホール内のドームでプラネタリウムが楽しめる

 昨年は「ダンボール遊園地」、一昨年は「チームラボアイランド 学ぶ! 未来の遊園地」と毎年、夏休みの時期には大きなイベントが行われている。前2回は対象が幼児からだったが、今回は小学生以上が対象と年齢が引き上げられている。大村ボートの担当者は「(夏のイベントは)子どもの教育の場という目的もありますが、いろんな世代の方に楽しんでもらいたいのもある。今回は大人も多い」。気軽に楽しんでもらいたいとのことだ。

 大村のイベントはギャンブルをしない人にもボート場に足を運んでもらうのがコンセプトの1つ。休日になると場内は家族連れやお年寄りなど、いろんな世代のお客さんがいる。このアットホームな雰囲気は、ナイター開催になっても変わらないで欲しいと思う。

 ◆営業時間 午前11時~午後6時半。入場は小学生以上で料金は500円(大村市在住者は300円)。