金子哲大が予選10Rを逃げ切った。

 最終バックで4車が落車するアクシデントがあったが、主導権を奪い押し切った。「筒井(裕哉)さんのカマシを警戒していたら、内からこられた。そのせいで後ろに迷惑をかけた」とまずは反省を口にした。前回落車したが「練習の感じはもうちょっとかと思ったが大丈夫」と体は問題ない。準決9Rはバベクが相手。まだまだ本調子とはいえないバベク相手ならチャンスは十分。「どこのレースも外国人はいるし、自分の力を出すだけ」。持ち味の先行で決勝進出を目指す。