グランドスラマーの中村雅人(38=川口)が、山陽走路に合わせてマシンを仕上げてきた。

2次予選8Rは7番手スタートから追い上げ、自在な攻めで前団をさばき切った。上がり3秒379の好時計をたたき出したさばき巧者が、優勝戦線の主役に躍り出る構えだ。「バネ、キャブ、電気で初日より全体的に上向いた。さらに底上げをしたい」。準々決勝9Rはセッティングで機力アップを狙う。