カウントダウン連載「ROAD TO ダービー」の第2回は、シリーズを展望する。ドリーム戦1号艇の桐生順平が、SG優勝経験のある児島で再び躍動する。公私に充実する守田俊介がダービー連覇を目指す。地元勢では茅原悠紀、山口達也が大会を盛り上げる。

栄えあるダービーのドリーム戦1号艇には桐生順平が座る。今年は2月平和島関東地区選を制すると、オールスター、メモリアルとSGで2度の優出。特に苦手としていた夏場で結果を残した。児島は走る機会が少ないが、17年のクラシックで優勝。実績はあり、2年ぶりの登場でも不安はない。ドリーム戦はボート界屈指のターンで逃げる。

毒島誠は8月大村メモリアルで優勝。今年もナイター開催での強さを見せつけた。井口佳典は江戸川周年で優出し、4人目のゴールデンレーサー賞を受賞。児島は直近4節で3優出2回優勝と相性がいい。今年の年間最多勝を独走している篠崎元志からも目が離せない。前年度の優勝者、守田俊介がダービー連覇を狙う。8月に女子レーサーの森田太陽と結婚。9月多摩川では優勝し、史上28人目の全場制覇を達成した。公私ともに充実しており、勢いのままに優勝を目指す。

岡山支部からは寺田千恵、田口節子、山口達也、茅原悠紀の4人が参戦する。特に山口は6年ぶりのダービー出場。今年は一般戦で大暴れし、優勝7回と絶好調。1年間目指してきた地元の大舞台で、ファンの期待に応える。【古村亮】

※明日は「コース特徴」