若手のホープ、黒川京介(21=川口)が3日目準々決勝8Rで2着に食い込んだ。先に抜け出していた金子大輔には及ばなかったが、しっかりと準決進出を決めた。

「跳ねが直ったのが大きい」。ここまで3、2、2着とまだ今節、白星こそないが表情は明るい。上積みを狙って、ヘッド交換を決断した。「今年正月開催(川口)に優勝した時のヘッドを入れてみる。寒くなるこの時期には合うと思うし、これが良ければ(次節、飯塚のSG)日本選手権にはこのヘッドで行きたい」。1級車乗り替わり初戦でVを飾った実績あるパーツ交換で、さらなる良化も望めそう。準決11Rはエンジンを良化させて持ち味のスピードを存分に発揮し、優出は十分、可能だ。