予選9Rは、野口裕史(36=千葉)と武井大介(39=千葉)の師弟ワンツーに沸いた。

野口が2周半から突っ張り先行で別線を完封。番手の武井も援護しつつゴール前で半車身詰め寄った。それでも「(野口に)ついていくには、あれしかなかった。最近の出来から離れることばかり考えてしまうから。余裕はあったけど1ミリも(車が)出なかったですね」。自虐的なコメントながらも、安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

武井は準決9R、野口は11Rに登場する。今開催は「吉井秀仁杯」。吉井門下生が、決勝で再連係を目指す。