早期卒業生の菊池岳仁(19=長野)が、またしても小林圭介に差された。

2場所前の3月伊東の準決で差され、デビューからの連勝が13でストップ。この日の準決6Rでは3番手から突き抜けられた。検車場に引き揚げてきた菊池は苦笑いを浮かべた。「足が三角に回ってしまった。上半身がぶれて、無駄な力を使った。末が甘かった」と振り返った。

ただ、すぐに「気持ちを切らさずに優勝を狙っていく」と切り替えた。

決勝10Rは関東勢が6車勝ち上がった。小林は菊池-新井僚太郎の甲信勢の後ろではなく、初日特選で連係した伊藤慶太郎の3番手を選択した。

別線になったが、小林が強敵なのは間違いない。展開不問で突っ込んでくる「天敵」相手に逃げ切れるか注目だ。