江戸川ボートのモーターボート大賞は6日の5日目、7日予定の最終日とも、強風による水面状況悪化が見込まれ、6日の午後2時に関係者が協議の末、後半2日間の中止、打ち切りが決定。選手たちは午後2時半過ぎ、宿舎から江戸川ボートレース場に来てエンジンの返納作業や帰り支度に追われた。

予選をトップで通過していた三角哲男(53=東京)は、「今節は巡り合わせも悪かったよ。準優も走ってないし、悔しいも何もない。こればっかりは、天候だし仕方ないね」と淡々とした口調で話した。

選手代表で今節、選手や施行サイドとの対応に追われて大忙しだった桑原将光(35=東京)は「(全国から)江戸川を乗る人が集まって、東京支部の江戸川を走る選手たちも走って、上(SG)に行くチャンスの意味合いが強いレース。なのに途中で中止になったのは残念です。今節は選手も厳しい水面の中で協力してくれてたんで、見応えあるレースもしてましたし、このまま最終日まで行けたら良かったんですけどね…。選手代表としては? 過去、一番(厳しかった)です」と強風による打ち切り、途中中止だらけで天候に泣かされた今節を総括した。