ベテラン川口輝明(55=北海道)が強烈なまくりで見せ場をつくった。前団が並走になった2日目1Rで、2角最後方から一気にスパート。あっさりと6車をのみ込んだ。最後は、切り替え追走した白川裕也にゴール寸前で差されて2着だったものの、古豪健在の一撃に場内は沸いた。

「前が流し過ぎだよね。練習はソコソコしているし、割と楽に出切れた。でも1着じゃないと駄目」と喜び半分、悔しさ半分の表情。最後は「バックがついちゃったのはまずいな。まさかこれから自力の(選手として扱われる)番組にはならないよな」と笑いを誘った。