今月4日に史上35人目(現役18人目)となる通算1000勝を、最速&最年少で達成した鈴木圭一郎(31=浜松)が登場する。デビュー後12年335日、31歳186日で大台への到達は、かなり短い期間での記録となる。

「最速と最年少で決められたことは良かったけど、すぐに抜かれるんじゃないですか? ミッドナイトやナイトレースなど、年間の出走回数が多い選手もいますから。とりあえず昨年のSGグランドスラムと、今年の1000勝を果たせてホッとしています」

天才レーサー鈴木にとっては通過点に過ぎない。前節の浜松普通開催では、新記録を樹立した翌5日の準決勝戦で3着に敗退する不本意な結果となった。

「初日に1000勝したかったので、G1ムーンライト優勝戦のタイヤを使った。2戦目は、違うタイヤに交換したら滑った。自分は常に一番いいタイヤでいくタイプなので。今節はクランクとシリンダーを新品にしました」

ロッカー内ではマシンを入念にチェック。今年はまだ、グレード戦の優勝がないが「気にしてはいますけど…勝てるときは勝てるので、あまり意識しすぎないようにしたい。もちろん今節も頑張りますよ」。笑顔を見せるなど、いつも以上に表情は落ち着いており、リラックスしていた。

今後に関しては「変な重荷がなくなって、今節は伸び伸び仕事ができそうです。次に目指すのは1500勝! その前にSSトライアル戦のポイントが油断できない状況なので、8月のSGオートレースグランプリで優勝したい。自分のスタイルを貫き、今までと変わらず整備とレースに取り組むだけです」と答えた。新たな目標を掲げて、常に全力を尽くし、天職のオートレーサー業に精進する。