赤松秀展21年目で初S級決勝へ 才迫に感謝/富山

初のS級ファイナルを経験する赤松秀展。再度、才迫開を目標に上位を狙う(撮影・村上正洋)

<富山競輪>◇F1◇2日目◇28日

 赤松秀展(43=高知)がデビュー21年目にして、初のS級ファイナルへ進んだ。

 今期、10年ぶりにS級に復帰した赤松は「前回、デビューして初めて地元G3を走って、入れ込んだ。今回は抜け殻になっているはずなのに、それで決勝に進めたのはうれしいですね」と笑いが止まらない。

 準決10Rを振り返って「才迫(開)君がどんどん踏み上げてくれて、これじゃ、だれもまくれないなと思った。全部、才迫のおかげ」とラインの後輩に感謝。決勝ももちろん、才迫の番手回り。別線も強敵ぞろいだが、初ファイナルに全力を注ぐつもりだ。