<平塚競輪:湘南ダービー>◇G3◇2日目◇13日
武田豊樹(42=茨城)が、2予10Rで番手から抜け出し、今年2勝目を挙げた。
同県の後輩・横山尚則が赤板すぎから先制。徹底先行が売りの佐川翔吾が巻き返せないほどのハイペースで駆けた横山を最後まで車間を切って援護した。最後は横山が末を欠いたため前に踏んだが「(横山の)掛かりも良かったし残したかった」と、残念そうに振り返り、後輩の走りを称えていた。
実は、ひそかな決意を胸に秘めて走っていた。「最近、落車が多かったので、プロテクターを着けて走っていたけど、自分を守るよりも…外しました」。守りより攻め、本来の身軽な姿でつかんだ勝利だった。前検日から「平塚はお客さんも入る競輪場。ファンの期待に応えたい」と話し、誰よりも勝利に飢えているのは武田本人。スランプ脱出の糸口を見つけたい。