山中秀将、準決で新田を倒す/小田原

快速まくりで準決一番乗りを果たした山中秀将

<小田原競輪:北条早雲杯争奪戦>◇G3◇2日目◇21日

 2予最初のカードだった6Rは、山中秀将(30=千葉)が最終ホームからの快速まくりで快勝し準決一番乗りを果たした。

 上がりタイムは今シリーズ1番時計となる9秒1。スーパーダッシュを誇る新田祐大を上回る好タイムだった。山中は「初日は疲れを感じた」と、地元松戸オールスターの疲労を引きずっていたが「きょうは初日と違って気持ちも高められたからいいと思いますね」と満足そうに語った。

 準決12Rは地元和田真久留との連係に。「自力でやっても良かったけど、和田が『自分でやりたい』と言ったので。連係自体初めてです」。難敵新田を撃破するための作戦を練る。