＜千葉競輪＞◇Ｆ１◇初日◇３０日

　西川親幸（５０＝熊本）が、準決９Ｒを制して自ら５１歳の誕生日を祝う。「僕、やさいの日（８月３１日）が誕生日なんです」と自ら明かした。「（周囲には）それがどうしたんですか、って言われちゃいましたけど」と笑わせたが、節目の日に勝ちたいという気持ちは強い。

　５０歳代でＳ級戦士といえば、Ｓ級最年長Ｖ記録を誇る萩原操（５３＝三重）や、宮倉勇（５２＝千葉）らがいるが、西川はＳ級１班、しかも特選クラスの選手。先週の小田原Ｇ３での復興支援レースでも優勝するなど、まだまだ老け込むには若い。「小川（祐司）君に頑張ってください、と伝えてください」と報道陣を介して頼み込んでいた西川。バースデー星は決して夢物語ではない。