今藤康裕が、準決突破に「何でもやる」/松戸

3着で予選をクリアした今藤康裕は学生時代を過ごした松戸で奮起を誓った

<松戸競輪>◇F2◇初日◇25日

 「準地元戦」として気合が入っている今藤康裕(31=岐阜)が、予選を3着でクリアし、準決進出を決めた。V候補の一角、107期の阿部拓真の好位に飛び付いて番手奪取に成功。「位置を取っただけで足がいっぱい。引いたら終わりだと思って粘ったけど、あとは脚力ですね」と、肩で息をしながら引き揚げてきた。

 千葉商科大でバドミントンに打ち込んでいた。学生時代を松戸で過ごしたが、競輪場に来るのはこれが初めてだという。「競輪があると知ってから適性試験で受かったので、松戸競輪場は初めてなんです。でも、ここは準地元というつもり。やっぱり負けられないという気持ちになります」と笑った。準決9Rは超細切れ戦に。「何でもやる」と決勝進出に意欲を見せた。