鈴木圭一郎のSG最年少&最速Vに期待/川口

優出を決めた鈴木圭一郎はインタビュー後ファンと握手をかわす(撮影・山崎哲司)

<川口オート:全日本選抜>◇SG◇最終日◇10日

【木村重成のオレに任せろ】

 4日目のメイン準決は11Rで永井大介が快勝して、唯一の4連勝で優出。9RはSG初Vが懸かる鈴木圭一郎が抜け出した。最終日は12Rで優勝戦が行われる。本紙の本命は青山周平、「オレに任せろ」の木村重成は鈴木のSG最年少&デビュー最速Vに期待した。

 32期の鈴木圭一郎がSG4回目のファイナリストになった。直前の8月SG「オートレースグランプリ」は準優勝。レース後「負けて悔しいけどいい勉強になった」と話したが、それから2カ月。準決9Rはスタート7番手から最後は高橋貢を最終周回でまくり1着。「エンジンに自信があった。貢さんの方が(エンジン)良くなくて1着までいけた」とさらに進化を遂げ、SG優勝戦に挑む。

 鈴木を語るときに欠かせないのが飽くなき向上心。昨年暮れ。SS王座戦トライアルで勝ち上がれずSS王座戦には進めなかった。悔しそうに「来年こそは」と誓った。迎えた16年。今年は3月川口開設記念を手始めにG1は3回制覇、SGも準優勝は経験済み。

 今節もエンジンは悪くはない。それでも準決前に「実績あるシリンダーがあるから」ためらわずに交換した。そして「練習の動きが納得しないのでシリンダーは戻して準決にいった」。それも周りがエンジンを出してくるから、自分もそれ以上に良くしたいという気持ちが強いからだ。

 最年少SG優勝は伊藤力示の24歳1カ月。デビュー後最速SG優勝は久門徹の4年20日。鈴木は94年11月30日生まれで13年7月5日デビュー。もうすぐ22歳のヤングスターが最年少&デビュー最速優勝に挑む。

 「そろそろ取りたいです」とSG初戴冠を高らかに宣言した。3連単(4)-(1)(2)-(1)(2)(3)(5)。