金成和幸 地元決勝へ減量で切れ味アップ/いわき平

金成和幸(右)は伊藤勝太にジョークをまじえて感謝を口にした

<いわき平競輪>◇F1◇初日◇22日

 金成和幸が減量効果で地元決勝を目指す。

 予選7Rは番手まくりした伊藤勝太に続き2着を確保した。この日が38歳の誕生日で「誕生日プレゼントはくれなかったな。ウソウソ、あれは抜けなかった」と、冗談まじりに感謝。顔つきがひときわシャープになった。「地区プロの1キロTTに出るために100キロ乗り込んでいます。いざとなれば自力も…」とニヤリ。95キロから一時は20キロもの減量に成功。キレを増した金成が昨年9月小倉以来の決勝切符をつかむ。