竹内翼、持ち味の徹底先行で挑む/松阪

竹内翼が同期相手に主導権奪取を誓った(撮影・村上正洋)

<松阪競輪:蒲生氏郷杯王座>◇G3◇3日目◇27日

 竹内翼(25=広島)はスタイルを変えなかった。メンバー最多のバック本数を持ち、徹底先行が持ち味だ。それは、自力型ぞろいのここでも「ルーキーチャンピオンは通過点と思っている。内容にはこだわりたい。先行でアピールして、どこまで粘れるかのレースをする」と迷いはない。師匠の吉本哲郎からも「変に狙って、もやもやするよりも(いつも通り先行して)すっきりしてこい」とエールをもらった。細切れ戦は案外、中団がもつれるもの。竹内が瓜生崇智の援護を受けて逃げ込みを図る。