稲原瑞穗にいとこ良太郎エール オート33期卒業式

オートレース選手養成所第33期生卒業式を終えてジャンプする、左から稲原瑞穗、田崎萌、金田悠伽(撮影・柴田隆二)

 目指せサトマヤ、益春菜! オートレース33期生の卒業式が3日、選手養成所(茨城県下妻市)で行われ、4年ぶりのデビューとなる女子7人(男子13人)が、先輩選手に並ぶ活躍を誓った。養成所で最速タイの好タイムをたたき出した田崎萌(23=伊勢崎)を筆頭に、金田悠伽(22=浜松)、稲原瑞穗(21=飯塚)らが、トップレーサーを目標に出陣する。33期生を代表して中村杏亮が答辞を述べ「同期全員をライバルとして、自らを奮い立たせ、オート界の新たな力となりたい」と誓った。

 稲原は父がオートレースファンで、幼稚園の時に川口オート場でレースを初めて見た。「かっこいいな、と思いました」。父の兄の子ども、稲原良太郎が選手になってからは、その思いは確信に変わる。「これしかない!」。

 28期の良太郎がデビューした当時、女子レーサーは不在。佐藤摩弥が11年にデビューし、「女子でもなれる」と募集を待った。中学校からソフトテニスの選手だったが、バイクは未知。養成所は厳しかったが、「何も考えず、プラスにとらえて過ごしました」。

 山口県の実家と良太郎の家はすぐ近く。小さいころからよく知っている良太郎は「妹みたいな存在で、何をするにも一緒。オートレーサーになる夢をかなえたので、目標を持って1つずつを積み重ねて欲しい」とエールを送った。