吉竹雄城が生まれてくる我が子のため準決奮起/平塚

吉竹雄城が準決でも好勝負を演じる(撮影・中野公博)

 吉竹雄城(27=静岡)が予選7Rで3着に粘り込んだ。細切れ戦らしく出入りが激しくなったレース。打鐘で先頭に立ち、南関別線の原岡泰志郎にまくられはしたが、「力は出し切れたし、最後は追いつきそうだった」と手応えを口にした。今シリーズはいつもより気合が入っている。「このシリーズが終わったら子供が生まれる予定なんです。あと昨日(11日)、弟(尚城・109期)が函館で優勝しているし負けられない」。生まれてくる子供のため、そして弟に負けないためにも準決10Rでも奮起し決勝進出を狙う。