深谷知広(27=愛知)が2年連続のシリーズ制覇で通算16度目のG3優勝を飾った。赤板で上昇した新山響平が先行態勢に入ると追い上げて、打鐘で4番手に入った。「空いていたし、新山君も駆けていたので」と、とっさの判断から好位をゲット。最終2角から逃げる新山ラインをダッシュ鋭くのみ込む、まくり一撃の独走劇だった。
前場所から中2日の日程もナショナルチームのトレーニング参加で中0日での参戦となり、疲労が蓄積した肉体との闘いだった。「ナショナルチームは、もっときつくなるが(競輪でも)結果を出すしかない」。10月のG1寛仁親王牌(前橋)制覇へ、最高の弾みをつけた。11年6月にデビュー最速でG1初制覇をしたバンクでKEIRINグランプリ切符をつかむ。【大上悟】