稲川翔がG3通算2回目V、G1での活躍誓う/松阪

2回目のG3制覇に笑顔の稲川翔

 稲川翔(32=大阪)がまくり上げた村上義弘マークから4角一気、16年4月川崎以来、通算2回目のG3優勝を飾った。

 レースは山中秀将が先陣を務めた南関ラインが想定通りの2段駆け。しかし、レース巧者の村上はしっかりその4番手を確保していた。稲川は「(山中の)掛かりが良過ぎて、前がどうなっているのかわからなかった。でも、村上さんを信頼していましたから」。

 根田空史がお約束の番手まくりを放ったが、村上が急追から3角まくり。稲川はもらい受けたスピードを殺さず、直線で内、中をつたって頭まで突き抜けた。稲川は「去年は古性(優作)が優勝したけど、今年は遠慮してもらって僕が…」と笑わせた。昨年末、年始と落車が続いて決して万全とはいえない状態だった。それでも、「ここからがスタートと思って、今年はG1でも活躍できるように」と抱負を語った。【村上正洋】