永井大介、左足首骨折なんの突破へトップギア/飯塚

永井大介は確実にレース勘が戻っていて8Rで準決進出を決める(撮影・栗木一考)

【天野保彦のオレに任せろ】

 2年5カ月ぶりのSG優勝に向け、一気にギアを上げる。休養明けの永井大介(41=川口)が、2日目5Rで2着を確保。スムーズな走りを見せた。「オレに任せろ」の天野保彦は、3日目8Rで本命を託す。レース勘は日増しに戻っており、機力をアップさせて準決進出とみる。

 ダブルグランドスラマーの顔に覇気が戻った。5Rで2着に入った永井大介は、笑顔でレースを振り返った。「レースになっていて、ほっとした。少しずつ良くなっている」。1カ月ぶりの実戦に「走ってみないと」と不安げだった前検日とは、表情が違う。

 レースは8枠から確実に順位を上げ、丹村飛竜はかわせなかったものの、しっかりと連対を確保した。「車もレースも初日より上。いい方向には向かっている」。3月31日の川口で落車し左足首を骨折。ぶっつけ本番のSGとなったが、勝ち上がりへの手応えはつかんだ。リズムが戻れば、実績は断然だ。グレード戦優勝は17年にG1を3回、G2を1回。18年は既にプレミアムカップ、川口開設記念グランプリとG1を2回制している。17年は日刊スポーツ年間三賞で技能賞に輝いた。2年連続受賞に向け「殊勲賞が目標だし、SGはぜひとも勝ちたい」と力を込める。SGは08~15年に8年連続優勝の記録を持つが、15年11月3日の日本選手権以来、遠ざかっている。ファイナル進出に向けて、マシンの底上げを図る。「腰周りもそこそこ合ってきた。キャブを扱って練習する」。本来のカマシさく裂とみる。

 強敵は内枠の西原智昭、篠原睦。走路温度が上がるだけに、前残りが怖い。(6)-(1)(2)-(1)(2)(8)(5)を厚めに(1)(2)-(6)-(1)(2)(8)(5)を加えた12点で勝負する。