原田篤志、地元で悲願G1初Vへ意気込む/下関

原田篤志

 下関ボートの「開設64周年記念 G1競帝王決定戦」は9日から14日までの6日間、開催される。SGタイトルホルダーが多数出場する中、今村豊、白井英治、寺田祥の「地元3強」が優勝戦線をリード。近況好調の原田篤志にもG1初Vの期待がかかり、意気込みを語った。遠征勢も峰竜太、松井繁、中島孝平ら実力者がそろい、好レースが展開される。

 原田篤志は今年、14節を消化して6優出。優勝は1回だが、G1でも2月の徳山周年で優出(2着)している。近況も5月の下関GWシリーズで優出(5着)。続く徳山では優勝と勢いに乗っている。待望のG1初優勝へ機は熟した感があり、意気込みを語った。

 -近況は調子がいい

 原田篤志(以下、原田) 5月の徳山戦は9戦8勝、3着1回で優勝できたしリズムは悪くないですよ。

 -好調の要因は

 原田 昨年は白井英治選手が減量に取り組んで、下関周年を初優勝するなど、活躍していたでしょ。それを知ってから減量をしないという選択肢はなかった。それまでも53キロぐらいで決して重くはないけど、3キロの減量に取り組みました。

 -体重を絞るのに苦労する選手は多い。なかなか大変だったのでは?

 原田 目標を50キロに設定して、最初はさすがにつらかったですね。でも、その後、500グラム上げてから楽になりました。今は全く問題ないですね。

 -そして、すぐに減量効果が出た?

 原田 そう簡単にはいきませんよ(笑い)。正直言って、2キロぐらいの変化は大してレースに影響しなかったように思う。

 -それでは減量で苦しんだ分、損した気分?

 原田 そんなことはないです。メンタルが強くなったのが大きいですね。こんなにつらいことをしてるのに簡単には諦められないと…。精神面が鍛えられました。4月(23日から)のからつ戦は低調機だったけど、全てのレースで舟券に絡めたのは自信になりました。

 -下関の調整方法は

 原田 いいエンジンを引いたら伸びは自然につきますからね。やはり、エンジン抽選が大きい(笑い)。これといった独特の調整方法はないけど、乗りながら体感を合わせることが大切。生命線の乗り心地があればレースは十分できるし、基本はペラをしっかり合わせることですかね。

 -最後に下関周年の意気込みを

 原田 G1は下関、徳山で優勝戦の2着があるし、(優勝の)チャンスはあると思います。今村豊選手、白井選手、寺田祥選手と偉大な先輩がいるけど、取りたい気持ちは負けてません。ファンの皆さんへ感謝を込めて、しっかりと準備をして挑みます。

 ◆原田篤志(はらだ・あつし)1979年(昭54)10月31日、山口県生まれ。00年5月、86期生として徳山でデビュー。その節に4走目で初白星を挙げる。初Vは07年11月の住之江一般戦。G1優出は4回。下関周年では14年に優勝戦2着。SGは15年10月浜名湖ダービーで優出(3着)している。通算優勝は16回。同期には吉田俊彦、萩原秀人、中村亮太、森永淳、中野次郎らがいる。160センチ、51キロ。血液型O。