中村浩士、地元で1人決勝進出に安堵の笑み/松戸

中村浩士は選手会を代表して鈴木誠に花束を手渡した

<松戸競輪:サマーナイトフェスティバル>◇G2◇2日目◇15日

 千葉支部長の中村浩士(40)が地元からただ1人、決勝進出を果たした。

 準決11Rでは前を任せた同じ地元の近藤隆司が3番手を確保。中村は最終3角から内を伸びて3着に入った。「前が頑張ってくれました。僕じゃなくても、地元から1人でも(決勝に)乗れないと(格好がつかないから)ね」と満面の笑み。4R後には先日引退した鈴木誠に、参加選手を代表して花束を贈った。「こういう形で誠さんを送り出すことができて良かった」とホッとした表情を見せた。