井上忠政デビュー初優出初優勝「うれしい」/戸田

デビュー初Vで思い出の水神祭となった井上忠政(撮影・浦部沙織)

<戸田ボート>◇最終日◇6日

 向かい風が強かったサッポロビールカップ優勝戦は波乱の結果となった。

 ピット離れで重成一人が遅れ、進入隊形は123・564の3対3。イン柳沢がスタートを決めたかに思われたスリット隊形。コンマ33の井上忠政は「全然届いていない」の言葉通り、スタートは平凡だった。しかし、その後の伸びが強烈! 不利な体勢から1マークで柳沢に強ツケマイ。力ずくで引き波にはめ込みバック先頭へ。ここで内から丸野の差しが迫ってきた。「先に回して差したら駄目。まくりしか無い!」と一切のちゅうちょもなく2マークもツケマイを敢行。これが見事にはまり単独先頭に躍り出た。デビュー初優出で初優勝までもぎ取った。

 「素直にうれしい。師匠の岩川仁士さんや大阪支部の先輩、家族に感謝しています」と感謝。「今後も1走1走集中します」と気を引き締めた。2着には丸野一樹、3着は中澤和志が入り、人気の柳沢一は5着に終わった。