三住博昭「自分だけバック踏まず」落車を回避/取手

「アクシデントがなければ1着はなかった、喜べない」と初日特選を制した三住博昭(撮影・中野公博)

<取手競輪>◇F2◇初日◇19日

落車のアクシデントがあった中、初日特選10Rは三住博昭(50=神奈川)が制した。

レースは最終2センターで星野辰也と吉川嘉斗が落車。三住は冷静に落車を避けると直線の外を鋭く伸びた。

「アクシデントがなければ1着はなかったし、喜べない部分はありましたね。ちょうど自分だけバックを踏まずに行けたので。ただ避ける方向だけは考えていました」とレースが見えており、冷静さが光った。

準決10Rでも同県の伊藤彰規をリードし、連勝で決勝進出を狙う。