新山響平まくり勝ち「10秒台は久しぶり」/久留米

準決11R、11秒9の快速まくりを決めた新山響平(撮影・井上和久)

<久留米競輪:火の国杯争奪戦>◇G3◇3日目◇20日

準決11Rで中川誠一郎を苦しめた新山響平(24=青森)の上がりタイムは10秒9のハイラップだった。

それまでは「調子は普通です」と話していたがタイムを聞いて「本当ですか? 10秒台は久しぶりです」と笑みがこぼれた。確かに中川の全速まくりを合わせきったのだから、納得のタイムだろう。

「3番手が空いてたので降りてしまったけど本当なら休まずそのまま駆けるべきでした。決勝は積極的に駆けたい」と、強力関東勢や地元中川らを相手にやる気をみせていた。