児玉碧衣の連勝止まる=女王のひと刺し効いた/伊東

ホーム、バックともに取り、主導権を握った児玉碧衣だが、好マーク石井寛子に最終2センターで踏まれ、最後3/4車身交わされてしまった(撮影・松井律)

<伊東競輪:ガールズケイリン>◇F2◇最終日◇21日

児玉碧衣(23=福岡)の連勝が「12」でストップ。積極的な組み立てでレースを支配したものの、最後は女王・石井寛子のひと刺しにあった。

「内に包まれるのがイヤだったので、Sが取れなかったら打鐘で前に出ようと思っていた。踏む距離が長かったし、後ろが寛子さんだったので……」と悔しさをにじませた。

それでも賞金ランキングの1位は守り、年末のガールズグランプリ出場は当確。「11月の小倉も年末も先行で勝ちたいと思っているので、今日の内容には満足している」。これから続く大一番への収穫はしっかりとつかんでいた。