吉田裕平、父譲りの闘志で逆転の準優1枠狙う/三国

まだ準優1枠に望みある吉田裕平(撮影・江崎禎紀)

<三国ボート>◇3日目◇22日

吉田裕平(22=愛知)が準優1枠へ気合が入る。

父がファイターで鳴らした吉田徳夫(引退)だけに、血筋だ。連日、父親譲りの積極的なレースを見せている。現在、得点率7・60で6位。2人いる2位タイが8・40だけに大差はない。4日目で1枠の4Rを一気に逃げ切って、後半の9Rで勝負すれば、3位以内が十分に届く位置だ。

この日前半の2Rでは逃げて、1分46秒5の断トツの1番時計をたたき出している。「行き足からのつながりがいい。それがターン回りの良さにもつながっている。抜群です」。節一級を思わせる足で、それこそ2連勝を狙う気持ちで果敢な攻めを見せる。