大石剣士、決勝も主導権争いは一歩も引かない/岐阜

A級決勝は大石剣士を本命に抜てき

<岐阜競輪>◇F1◇2日目◇23日

A級準決5Rは大石剣士(22=静岡)が赤板過ぎに飛び出し、そのまま同型を寄せ付けず逃げ切った。

番手の近藤寛央は追走いっぱいの2着。近藤は「前(大石)の世話をしなきゃと思ったら、自分の世話になりました」と大石の地足に驚きの表情。2周駆けてけろっとしていた大石は「前受けを覚悟していたけど、中団からレースができたのはよかった。(課題の)スピードも強化できていると思う」と満足そうに振り返った。決勝は前期S級の掛水泰範を相手に主導権争いで1歩も引かない構えだ。