<山陽オート:日刊スポーツ若獅子杯争奪戦>◇G2◇最終日◇24日
ニューヒーローが誕生した。中村杏亮(23=飯塚)だ。1枠から好スタートを決め会心の逃げで本社杯を制した。デビュー1年2カ月18日目の初優勝で、デビュー最短グレード戦優勝の記録を更新した。2着は鈴木宏和、3着は吉原恭佑。
23歳の誕生日を自らの勝利で祝った。若獅子杯での2級車の優勝は初めて。自己最高時計3秒395もマークした。「最高にうれしい」と満面の笑みだ。17年最優秀新人賞に輝いた男は、とにかく速かった。2番手の鈴木宏和の再三の仕掛けを完全に封じ、文句なしの逃げを披露。「車はめちゃめちゃ乗りやすかった。だんだんペースも上がった」と勝因を話した。
師匠・久門徹の持つ1年6カ月14日目の、デビュー最短グレード戦Vの記録を塗り替えた。「師匠から整備やスタート、それにメンタル面も鍛えてもらった」と感謝した。27日から地元で開催される33期新人王戦が楽しみだ。【大野義孝】