吉村正明、危なげない逃走劇で今年2回目のV/児島

笑顔で日刊スポーツ杯の優勝カップ手にする吉村正明

<児島ボート>◇最終日◇29日

吉村正明(38=山口)が危なげなく逃げ切り、1月丸亀以来となる今年2回目の優勝を決めた。

スタートはコンマ16のトップタイ。「少し用心しながらだったけど、外も来ていなかったので落ち着いて自分のターンができた」。1Mをしっかり回った時点で既にセーフティーリード。そのまま圧勝した。

表彰式では笑顔を見せ「今期のラストを優勝で締めくくれてうれしい。調子を崩していたけど最近また乗れてきた。この優勝をきっかけに、もっと頑張りたい」。次走の地元徳山G1(11月2~7日)でも好走が期待できそうだ。