高木真備、失速言い訳せず最後の気力振り絞る/川崎

薄氷を踏む思いで決勝に残った高木真備(撮影・松井律)

<川崎競輪:ガールズケイリン>◇F1◇2日目◇10日

予2・7Rの高木真備は、最終1角から野口のぞみともがき合い、ゴール直前でまさかの失速。野口だけでなく、後続の3人にものみ込まれると、歓声はどよめきに変わった。

「これが今の実力」と言い訳はしなかったが、8月以降は、毎月3本ずつの出走が続き、疲労と乗り込み不足が明らかな原因。「ここが終われば、小倉まで配分が空く。あと1走は気持ちで乗り切ります」。充電は残りわずかだが、決勝10Rは、最後の気力を振り絞る。