島川将貴「アドレナリンが」肉離れ押し激走/小田原

初日は2周を逃げ切った島川将貴(撮影・松井律)

<小田原競輪>◇F1◇初日◇17日

右足の肉離れを押して出場している島川将貴。しっかりと患部をテーピングで固めて臨んだ予選10Rは、残り2周から逃げ切った。

「低速のローラーでゆっくり時間をかけてアップした。レースではアドレナリンが出て痛みを感じなかった」。7Rでは肋骨(ろっこつ)骨折から復帰した室井竜二が奮闘。何度もケガから立ち直る小倉竜二や阿竹智史も身近で見てきた。これぐらいの痛みで泣き言はいっていられない。準決11Rも先行一本で戦う。