毒島誠「賞金1位で優勝?それしかない」/住之江

グランプリ前夜祭で勢ぞろいした、前列左から守田俊介、中島孝平、井口佳典、白井英治、峰竜太、毒島誠。後列左から岡崎恭裕、馬場貴也、石野貴之、赤岩善生、菊地孝平、池田浩二、吉川元浩、笠原亮、桐生順平、浜野谷憲吾、太田和美、新田雄史(撮影・外山鉄司)

<住之江ボート:グランプリ>◇SG◇前検日◇18日

明日19日に大阪・住之江ボートで開幕するSG「第33回グランプリ」の前夜祭が17日、大阪市内のホテルで行われた。

ファン、関係者ら合わせて約600人と、グランプリに出場する全18選手が集まった。トライアル1st組、同2nd組に分かれてインタビュー、抽選会などを行った。

初の賞金ランク1位で臨む毒島誠(34=群馬)は、自信の表情に満ちていた。「(1位で出場することは)むちゃくちゃ気分がいいです。プレッシャーもないです」。会場には妻で元選手の幸美さん(旧姓池田)も駆けつけて見守った。今年はナイターSG連続Vをはじめ、ボート界を引っ張ってきた。「(賞金)1位ということをすごくかみしめながら行きたい。1位で優勝? それしかない。最終的にいい報告ができるように皆さん、(住之江に)遊びに来てください」と決意表明し、たくさんのファンの声援を浴びた。